つまらない大人になってしまった僕
大人になると、本当にくだらないことばかり考えたり、機械みたいに生きてしまってる気がする。
型にはまっていくというか。
子供時代の気持ちを取り戻したい。
そこで自転車 (ロードバイク) を漕いで、子供時代に暮らした街まで行って、うろついてみた。
小学校時代の友達の家、今もあるのかな?
久しぶりに見つけた丸山くんの家は、場所は一緒だけど立派な家に変わっていた。
多分丸山くんがお金を頑張って稼いで、お家を建て直したんだなとか想像する。
通ってた小学校。
工事中だった。
僕が住んでたマンションはそのまま立ってた。
地元のファミレスのニュー高砂はまだあった。
高校生の時にリーバイスの501を買ったジーンズショップは潰れてるし、
良く買い物に出かけた市場はスーパーになってた。
明治牛乳はまだ同じ場所にあった。
牛丼の吉野家はまだあった。
昔からあった洋食屋はまだあった。
自転車で大したことのない街だと思ってた街をぶらぶら。
子供になった気持ちでぶらぶら。
大したことのない街だと思ってたけど、子供の時の方がよく身近な世界を見てたんだなと思った。
大人になったらただ通り過ぎるだけの街並みになっちゃったけど子供の目線は違ったんやな。
子供の目線で見ると、そこは、知ってる友達の家がたくさんあって人が住む街だってことが実感できた。
大人になると、自分が住んでる街に、誰がどこに住んでるかなんて、何も知らなくなってしまった。
ただお店ばかりを見て、決まった店ばかりにいくだけ。
途中の街並みはただの景色になってしまっていた。
子供の時に住んでた街を見ると、何十年の月日で変わっているものと変わっていないもの。
どんな仕事が続いてどんな仕事は消えてしまったのか。
なんとなく月日で残る仕事はどんなものなのか、消える仕事はどんなものなのか、見えるような気がする。
街は生きているんですねー。
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