どうも。夢王子(ゆめおうじ)です。
最近(2020年12月現在)、やたらと聞く言葉に『自己肯定感(じここうていかん)』とかいう変な言葉があります。
「最近の若者は、自己肯定感が低い」だの、「私は自己肯定感が低いから」だの、『ネガティブに自分のことを語る時などに多用される変な言葉』が出来てしまいました。

いろいろ考えたり、調べた結果も、この『自己肯定感』とかいう変な言葉を本気であるとか思い込んで使うのはマイナスやで。ってことになったから書いとくで。
タイトルに、『自己肯定感』を強烈に高める方法。って一応書いてるのは…。
【最近流行りの自己肯定感とかいうわけわからんものってなんなんやろな。】とかで良かったんやけど、まぁ別にこういうタイトルの方が面白いのかも知らんとか思って。
面倒臭いから先に答え書いとくと、『自己』ってのは肯定するものでも否定するものでもなくて、『ただあるもの。』ですねん。
目次
『自己肯定感』は1994年に生まれた、新しくできたばっかりの、お金儲けのために使われる言葉
ちなみに『自己肯定感』なる変な言葉が生まれたのは1994年。高垣 忠一郎(たかがき ちゅういちろう)っていう京大卒の立命館大学の名誉教授が、作った言葉らしいわ。
「自己肯定感」という言葉は1994年に高垣忠一郎によって提唱された。高垣は自身の子どもを対象にしたカウンセリングの体験から、当時、没個性化が生じていた子どもの状態を説明する用語として「自己肯定感」を用いている。
引用元:Wikipedia (https://ja.wikipedia.org/wiki/自己肯定感)
つまり、元々『自己肯定感』なる言葉は、没個性化が生じていた子供の状態を説明する用語として生まれただけのしょぼい言葉で、そもそも、そないに一般的にみんなが使うような、価値のある言葉ではあらへんのよね。
そのしょぼい言葉を広めて、『自己肯定感を高める』だの、『自己肯定感が高い低いだ』の、『自己肯定感とは何か?』だの、よくわからんつまらん研究をしているのが、学者連中やら乗っかってる人たちって感じで、なんでこんな言葉が流行ってるか?というたら、お金でも儲かるんと違うかな。
ないものから生み出すのは一種の発明ですわ。
『自己肯定感』なるものなんて本来存在もしないものなのに、それをある。ない。低い。高いと思わせて、競わせるのは、金儲けの道具に使うのによく使われる手段です。
ないものをあると思わせる概念に、お金に例えると、『信用創造』ってものがありますが、同じようなもんです。
まぁでも、『自己肯定感』なる言葉が出来てしまった以上、それを高めたい。と思ってしまうのは必然なわけで。
お金っていう、価値の概念を物質化されたもので経済が回っていくと、誰もがお金が欲しくなるのと同じ理屈ですわな。
ってことで、一応、『自己肯定感を高める方法』として、『自己肯定感』って言葉を相手にしないことで、結果として現在世間一般で言う、自己肯定感は高まりますよ。って話を書こうと思う。
自己肯定感を高める方法
まず、「自己肯定感ってなんやねん?」って話をする前に、「自己とは何か?」が分かると、そもそも自己っていうのは、『肯定するしない』の話ではないっていうのがわかると思うけど、どうやろうなぁ。
自己(じこ)とは?自己を認識する方法とは?
自己(じこ)っていうのは、英語ではself(セルフ)ですわな。ユングとかの心理学とかでも、self(セルフ)って使いますわな。そういや。関係ないけど。
『自分の自己』のことを、myself(マイセルフ)とか、『自分自身』とか言いますわな。
で、自己(じこ)とは何か?ですけど、単に他者との違いを認識することです。
他人と自分の違いを知ること。
こう言うと、
「僕は他の人と違う。勉強もできないし、山田くんの家はお金持ちやけどワイの家貧乏やし。」
「あいつは年収1000万円。ワイはアルバイトで、年収200万円もない。」
「ワイはモテない。あいつはモテる。」
「あの人はもう20歳でいい旦那さん見つけて結婚してるのに、私は39歳で独身。」
「他人との違い知ったら余計、自己肯定感、低くなりますやん。」
になってまう人多いんですね。
特に、自己肯定やら自己否定なんてわけのわからん言葉使ってたらそうなるの当たり前なんですよ。
そもそもが、自己を肯定否定で考えるからなんですね。
他者との違いを高い低いで考えないのが、そもそもの意味の『自己』なんですわ。
「ワイは果物はみかんが好き。あの子はいちご好き。」
「ワイは釣りが好き。あいつはボードゲーム好き。」
「ワイは漫画やと天才バカボンが好きや。あいつは鬼滅の刃のアニメが好きらしい。」
「ワイはおっぱいは小さいのが好き。あいつはでっかいおっぱいが好き。」
自分が何が好きで何が嫌いか、何が楽しいか何に興味あるか。
それは他人とは違うはずです。
で、違うなと思っても別にどうでもええ事ばっかりでしょ。
「ワイはみかん好きやのに、あいつはいちごが好きなのか。劣等感感じるわ。」
なんてアホな話ないと思います。
あと、お金持ってる持ってないとかは「自己」とはなんの関係もない話です。
『お金を持ってる持ってない』は、「自己」ではなく、単に持ち物の話です。
他人と比べて、自分がどうとか、低いとか高いとか言うのは、ほんまのところは、「自己」を較(くらべ)べてるんじゃなくて、持ち物を較べてるだけなんですね。
それすら、ほんまはどうでもいい事なんですけど。
とりあえず、『自己』いうのは、他者との違いを自分で認識できるってただそれだけの事です。
『自己肯定感』みたいに、『自己』を肯定否定とか言ってる時点で、『自己』ってのを理解してない人の作った言葉、もしくは意図的に作られた変な言葉だと知る必要があります。
『自己肯定感』はいい加減な言葉。
そもそも1994年に、没個性化の状態を説明するためだけに、いい加減な言葉、『自己肯定感』が生まれたわけです。
今当たり前のように使われている、『自己肯定感』。結構新しい言葉なんですね。
僕がもし言葉作ってたら、自己認識感とか、自己自知感とか、もう少し正確な言葉にしてたと思うわ。
自己肯定感って言葉にしたのは、キャッチーで、肯定だとか否定だとかって、上下関係つくる事で市場の原理が生まれて、お金儲かりそうな言葉やからって理由くらいしか思いつかない。
他者との違いを認識する事だけで、没個性を脱却できるのに、『自己肯定感』なる言葉を使う事によって、そもそもありもしない『自己肯定』、『自己否定』が生まれるわけですな。
ほんまのところ、自己を肯定するしないではなく、自分の事を知る知らないの話で解決する話なんです。
「自己」ってのは肯定やら否定するものでもないですし、受け入れたり拒否したりするものでもなんでもないんです。『ただあるもの』です。
あと、単に違いなんで、低いだの高いだの思うような話ではないんです。
『自己肯定感ってやつが高そうな人』っていうのは、単に持ち物を自慢してるだけのしょうもない人やと思ったらいいです。
ドラえもんの登場人物に例えたら、スネ夫やと思ってたらいいです。
スネ夫に影響されて、ありもしない『自分の自己肯定感とやら』を低くする必要はないのです。
ですが、人との比べ方を、間違ってしまって、高い低いで考えるように教育された事?やSNSが原因?
かなんかは分からんですが、自分が何が好きなのか、その事がわからなくなってる人が多いみたいです。
『自己肯定感』なんて言葉を間に受けないで、人と自分を比べる時、高い低いではなく、普通に違いを楽しみましょう。
単純に、没個性を脱却するって話なら良いと思うんです。
「他人と比べて自分はこうだから、みんなに合わせないといけない。」
ではなく、
「山田くんと較べて、合うところは合うけど、違うところは違うな。まぁええか。そんなもんやろ。」
それくらいなら簡単だけど、社会だとか全体が相手だと考えると途端に
「みんなに合わせないといけない。」
になるわけですが、そもそもみんながみんな一緒じゃないんで、合わせるなんて不可能なんですわ。
しょうもない話しとるなと感じたら無理に合わせなくていいし、その場の空気壊すの嫌なら適当に
「すごいっすねー。」
言うときゃいいのだ。
結論:自己肯定感を高めるには(ホイホイ女も金も寄ってこさせるには。)
自分の好きな事を知って自分の好きな事する事。
高い低い、優劣、多い少ないとかで人と比べて落ち込まない事。
『自己肯定感』なんてそもそもないので、自己肯定だとかわけわからん事を考えない事。
自己は自己なのだ。
なので、タイトルに、女がホイホイ寄ってくる。とか書いたけども、これは結構当たってます。
例え、今お金持ってなくても、仮にニートでも。
お金を持ってるだけの、自分を知らない、くたびれた人間よりは
金もなくても仕事してなくても、自己が何か(単に人との違いであって、決して肯定否定で分けるものではないこと)をわかってて、自分が何が好きで、どういう人間なのかをわかっている人間の方がモテますし、
また、それでもモテないから金が欲しいと思ったら、金も稼げます。
自己がよくわかっていると、自分の適性の仕事にも付きやすい(もしくは自分で仕事を作れてしまう。)からです。
自分が好きな仕事をしている時が、IQが一番高くなるので、良い結果を出しやすくなり、その結果、金も簡単に稼げてしまうのです。
ま、自己肯定感なんて言葉が流行ってるんやから、人をコントロールするにもこの言葉は使いやすいみたいよ。
要するに高い低いで表現できるもので、高いもの使ってマウント取ったらいいんです。
そもそもがないものなんで、なくてもあるようにふるまえますからな。
具体的に言うと、服装を変えて、自分を一流に見せる。などですな。
競争社会の中で生きてるなら、頭の悪い奴らを騙すには便利ですが、本物の一流にはそれだけではなれませんけどね。
悪用はしないように〜。